?冷却清水の量は規定量入っていますか
冷却清水はエンジンが過熱しないようにエンジンを冷やしているものです。冷却清水が少ないとエンジンの温度が上がるおそれがあります。もし冷却清水の量が不足している場合には補充しましょう。
?バッテリの電解液は規定レベル以上ありますか
バッテリの電解液は通常電極板(セルフレート)の上から10〜15?あれば適正です。もし電解液が足りない場合には蒸留水を補給します。
?バッテリの容量は充分ですか
比重の測定
エンジンをが始動するのに充分な容量がないとエンジンは始動できません。通常電解液の比重は完全充電時では1.28(20℃)です。
比重を計測して1.22(20℃)以下の場合には充電して下さい。何時も比重を1.28〜1.22(20℃)に保つように注意しましょう。
比重が1.22(20℃)以上あれば大体始動できますが、冬期にはバッテリの容量が低下することと、潤滑油の粘度が上がるため、エンジンが始動が困難になることがありますので、注意して下さい。
?清水冷却水ポンプ、海水冷却水ポンプ、オルタネータなどを駆動するVベルトに亀裂や破損はありませんか。張りは適当ですか。
プーリ間の中央を指で押さえて(約10?)約15?程度の撓みができる張りがあれば良いでしょう。緩みがある時は調整します。
また、Vベルトに破損を発見した場合には直ちに新しいものと取り替えましょう。もし、2本のベルトで駆動されている場合には、2本とも新しいものに取り替えましょう。1本だけ取り替えると、取り替えたベルトにだけ負荷がかかり、故障の原因になります。
Vベルトの点検
?エンジンの船体取付けボルトなどにゆるみがないか確認しましょう
小さいハンマーで取付けボルトをを軽く叩いてみるとその音で分かります。高い金属音は大丈夫。鈍い音の場合にはボルトが緩んでいるので要注意。取付けボルトが綴るんでいる場合には、増し締めを行って下さい。
前ページ 目次へ 次ページ
|
|